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家づくりのこだわり構造・工法・性能
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01 木造軸組み+モノコック構造
日本建築古来から伝わる柱・梁を縦横に組むことで構成される在来軸組工法と、2×4工法に代表されるパネル工法、それぞれの長所をドッキングさせた「木造軸組モノコック構造」が強度に優れた高い耐震性を発揮します。実際の軸組においては、高い性能を十分に確保するため、構造設計を綿密に検討し、プランの特性や専門的知識など多角的な観点で、非常に重要となる適切な配置・バランスを考慮し計画しています。
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02 構造用集成材+剛接合金物工法
比較的近代になってから合理化・簡素化の目的で採用されてきた在来工法の「一般的な仕口、継手」を「鉄骨造、ラーメン構造に近い」剛的な接合金物で緊結する「剛接合金物工法」に置き換えることにより、在来工法に比べ仕口、接合部を最低でも、1.7倍以上の強度に高めます。原則的に使用される(検品済)集成材の強度(無垢構造材に比べほぼ1.5倍以上の強度)の優位性もプラスされ飛躍的効果が認められた工法です。
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03 高精度なエンジニアリングウッド
構造躯体には、無垢材より1.5倍以上の強度を持つ、高精度な集成材(エンジニアリングウッド)を使います。無垢材は乾燥などにばらつきがあることも多く、強度を十分に発揮できないこともあります。緻密で狂いの少ない集成材(エンジニアリングウッド)は、均一化で安定した品質を保つことができ、高い強度を発揮します。(意匠性などにより一部に無垢材を使用するケースもあります。)
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04 剛床工法-水平構面強化
各階の床下地板を厚い構造用合板により梁組み(大きな骨)に直接貼付けることによりカーペットのようにフロア全体を一体化させる工法です。壁の耐力壁と同様に水平構面(床)も強化することで、耐震性の大幅アップだけでなく、床構造による歪み・きしみの削減にも大いに効果を発揮する工法です。
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05 強度・防水に優れた「耐圧盤基礎」
何よりも大事な基礎。Curandでは「耐圧盤基礎(ベタ基礎)」を採用しています。耐震性を高めるために地盤面を深く、また、高さを大きく確保し、コンクリート打継ぎの無い高い強度と防水性に優れた工法です。建物の荷重を耐圧盤全体で受け止められるため、耐震性能も向上し、軟弱地盤でも不同沈下を抑制します。
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06 薬剤に頼らない「防蟻対策」
防蟻対策(シロアリ対策)として、地面と接する外周基礎立上りには防蟻断熱材で囲い、シロアリが地中から侵入する経路を防ぎます。この断熱材は、人体や動物には無害でありがらシロアリ防除の効果が持続します。また、基礎の土台には防蟻性・耐腐朽性に優れた樹種の土台材(米ヒバ、青森ヒバなど)を使用し、素材の特性を活かして防蟻効果を持続させ、定期的なメンテナンスが必要になる薬剤散布に頼らない「防蟻対策」となっています。
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07 バランス・耐久性に優れた構造計画・設計+厳しい目利き
国が定める構造基準においては、最低基準~長期優良住宅仕様基準まで (品確法による構造等級1~3など)、基準の範囲に幅があります。仮に、その中の最高等級をクリアするレベルの建物であっても、「計算値」(耐力壁量や補強金物の量など)と許容最低限の「つりあい」など表面データ重視のみの設計の場合、実際の地震等災害時にその等級に見合う結果が得られないケースも少なからず存在します。
(阪神大震災中越地震、東日本大震災などの調査結果などより)
又、壁量にしても、金物の数などにしても、一概に多すぎてもかえって別の箇所や素材に負担を与え弊害を生じさせかねないものです。
このようなことから、Curandの構造設計は、量的充足や計算値重視など表面データにとらわれるようなことなく実際の軸組において高い強度やバランスの良さを確保するため、綿密な机上での設計・計算~「現場重視」の構造検討・見直し~施工中・施工後の厳格なチェック・補正までの総合判断性を重視します。長期にわたり丈夫で安心な住まいづくりのため、総合的見地に立って、適切な構造計画、素材選定、施工に努めています。 -
08 HEAT20・次世代省エネ基準クリアのハイスペックな高断熱・高気密仕様
寒冷地での快適な暮らしには、住まいの断熱性能が重要です。Curandでは、HEAT20・次世代省エネルギー基準をクリアするハイスペックな高断熱・高気密仕様を採用しています。(長期優良住宅にも対応)
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09 防蟻基礎断熱
「防蟻基礎断熱工法」は、建物の「外周」に面した基礎の立上りを防蟻断熱材で囲います。「外周」に施工することで切れ目なく施工ができ、断熱欠損のリスクも少なく、断熱性能を最大限に発揮します。また、基礎の内側にも断熱材を施工します。こうすることで、さらに床下空間は室内空間に近い温度環境となり、冬季は床面の冷たさが緩和されます。
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10 Hi-Gダブル断熱工法
Curandでは、ダブル断熱工法や外張り断熱工法、木質繊維断熱工法など、建物の仕様やお客様のご要望などにより様々な断熱工法に対応しております。「Hi-Gダブル断熱工法」は内側に高性能グラスウールを軸間に充填し、その外側にアウターボードで付加断熱をします。「Hi-G外張り断熱工法」は、建物全体を断熱材で覆います。外張り+内側吹付のダブル断熱も対応しています。
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11 高断熱サッシ+木製断熱ドア
壁などの躯体断熱だけでなく開口部の断熱性の強化にもバランスよく対処することが、室内環境や省エネルギー性の向上につながります。Curandでは、サッシ枠については樹脂製あるいは木製を標準とし、ガラスについてはLow-E+アルゴンガス注入複層ガラス以上を標準としております。(特に断熱効果が高まる木製サッシ+トリプルガラス仕様はおすすめです。)
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12 ヘッダー配管
ヘッダー配管とは、上水道の配管を、床下に設置したヘッダーから各給水まで途中の配管を分岐せずに施工する配管工法です。途中分岐がないため、複数の水栓で同時に使用した場合でも水量変化が少なく、安定した給水が得られるというメリットがあります。また、施工性が高くメンテナンスのし易いシステムとなっています。
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13 24時間換気システム
より過ごしやすい室内空間を創出するためには換気は不可欠な要素です。Curandでは暖房方式とのマッチングに応じて2種類の換気システムを採用しております。「第1種全熱交換型24時間換気システム」は、冬期は冷たい外気を室温により近い温度に温めて室内に取り入れ、夏期は暑い外気を室温により近い温度に冷やして室内に取り入れます。熱損失が少なく、冷暖房費の節約に大きく貢献、省エネ効果も期待できます。「第3種湿度感応型24時間換気システム」は、湿度を感知し、換気口の弁が開閉し、それに連動し本体のモーター回転速度が制御される特殊な換気システムです。換気必要性の自動感知による換気量調整により、一般的な第3種型のシステムに比べ排熱量を抑えられ、暖房エネルギー削減や過乾燥を削減できます。又、第1種型システムに比べ、外気導入時に加温しない為、四季を通じて電気消費量にムダがなく、メンテナンスや壁体内凍結結露の心配もない維持管理も楽なシステムです。